一流とは「不安でも強気でいられる人」だった

心が強い人が持つ「3つの力」

ロイ・バウマイスター博士らが行った心理学の研究でも、200以上の文献をメタ分析した結果、人の行動や認知の幅広い範囲で「悪は善よりも強い」という一般原則が成り立つことがわかりました。

さらには、類は友を呼ぶ、ではありませんが、ネガティブな思考や感情は粘着性があり、脳に長く残ることがあります。不安が憂鬱感や無力感を引き寄せ、心を疲弊させて、私たちを弱気にさせてしまうのです。

不安でも強気でいられる人が持つ「3つの力」

しかし、これには解決策があります。次の3つの力を身につければいいのです。

第1が、逆境に負けない力「レジリエンス」です。第2が、不安定な状況でも、見通しが立つ力「ウェイパワー」です。そして第3が、困難があっても、最後までやり遂げる意志の力「ウィルパワー」です。

これら3つの力は、一流と言われる人であれば必ずもっているものだと考えます。そして、心理学の研究により、強気の源と言えるこれら3つの力はトレーニングできることがわかっています。

体の筋肉と同じと考えるとわかりやすのですが、使わないでいると弱くなってしまいます。そうならないためには、意識して使い続けると同時に、筋肉と同じように適切にトレーニングをして鍛え続けることが大切なのです。

一流のアスリートが、自分の体を余念なくストイックに鍛え続けるように、どんな状況でも強気でいられる人材に変わるためには、「レジリエンス」「ウェイパワー」「ウィルパワー」、この3つの力を高める決心をして、これらを鍛える習慣を始めればいいのです。本連載では、この3つの力「レジリエンス」「ウェイパワー」「ウィルパワー」について紹介していきたいと思います。

 

【お知らせ】6月18日(木)八重洲ブックセンター本店で久世浩司氏のトークイベントが開催されます。詳細はこちらから

 

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