松屋「290円モーニング」でプチ落胆からの"感激" メニュー表より少ないが、やさしい味付けが最高

✎ 1〜 ✎ 63 ✎ 64 ✎ 65 ✎ 最新
著者フォロー
ブックマーク

記事をマイページに保存
できます。
無料会員登録はこちら
はこちら

印刷ページの表示はログインが必要です。

無料会員登録はこちら

はこちら

縮小

肝心のお味ですが、和風だしの優しい味のあんが、朝の渇いた胃袋に染み渡るおいしさです。たっぷりかかった青ネギで、シャキシャキピリリと味にアクセントをつけて、食欲をかきたてます。

こちらが(券売機での)商品写真。定食のライスは大盛無料ですが、丼はライスを大盛にすると60円アップします(筆者撮影)

あんのとろみはゆるめで、どろっとしたあんではなく、するするした質感です。ご飯にもたっぷりかかっていて、なめらかに口の中に吸い込まれていきました。ゆずの香りのお新香とも相性ヨシ。二日酔いの朝に食べたいような、ほっとする味でした。

卵の黄色に青ネギの緑、そこにテーブルに常備してある紅しょうがをプラスするとさらに彩りも美しくなり、味に深みが出ました(痛恨の写真撮り忘れ)。

いい意味で松屋っぽくない、やさしい味付けがなんともおいしい(筆者撮影)

全体的に薄味で、なんとも懐かしい味がします。パンチが足りないと言われればそれまでなのですが、「松屋に来てはみたけど、全部重いな」というときにはジャストでベストなメニューだなと。

それだけに、写真映えしないことが少し残念ではあるのですが、テスト販売からブラッシュアップして、ぜひレギュラーメニューの座を勝ち取ってほしい、新しいおいしさを発見した喜びがありました。

次ページパワーチャージに立ち寄る都会のオアシス
関連記事
トピックボードAD
ビジネスの人気記事