喫茶店やレストランが、朝の時間帯にドリンクやトーストなどのメニューを割安価格で提供するモーニングサービス。名古屋の喫茶店が始めた文化とされていますが、最近では大手外食チェーンも数多く提供しています。
そんなチェーン店の外食モーニングをこよなく愛するライター・ブロガー、大木奈ハル子さんがお届けする本連載。第63回となる今回、訪れたのは「curry shop C&C(カレーショップ シーアンドシー)」です。
喫茶店を筆頭に、ファストフードやファミリーレストランなどの飲食チェーンが密かにしのぎを削っているのがモーニングメニューです。
集客の弱い時間帯である午前中の売り上げを強化すべく、朝の数時間だけ提供される限定メニューの数々は、コスパ抜群かつ店の特色が強く現れ、どれも魅力にあふれています。
電鉄会社が運営する、駅チカのカレーチェーン
今回はカレーライスのチェーン店「curry shop C&C」の「朝カレー」をご紹介します。「朝からカレーって……、そんな悠長な時間ないよ」と思った方、もしかするとカレーを誤解しているのかもしれません。
「curry shop C&C」は駅の改札を出て1分、食券をカウンターで出して10秒、食べ終わって店を出るまで締めて10分。脅威のスピードで客席は回転していました。
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