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カワサキ「ニンジャZX4-RR」中型4気筒復活の息吹 扱い切れるミドルクラスのスーパースポーツ

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  • 宮城 光 モビリティスペシャリスト
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このZX-4Rシリーズには、今回試乗したNinja ZX-4RR KRT EDITIONのほか、同時発売された「Ninja ZX-4R SE」(112万2000円/税込み)、さらに2023年12月23日に発売された特別仕様車「Ninja ZX-4R 40th Anniversary Edition」(117万7000円/税込み)がある。

今回試乗したZX-4RRはボディーカラーがライムグリーンで、リアサスペンションにはSHOWA製フルアジャスタブルサスペンションを導入。もう1機種のZX-4R SEは、ボディーカラーにブラック基調のモデルとメタリックブルーの2タイプがあり、リアサスペンションに関してトップグレードではないものの、USB電源ポートやスモークウインドスクリーンにフレームスライダー等の装備が充実しているユーティリティーモデルといえる。特別仕様車のNinja ZX-4R 40th Anniversary Editionは、ZRXシリーズをイメージした3色カラーリングとサイドカウル「KAWASAKI」ロゴが特徴となっている。

ZX-4RRのリアビュー(写真:三木宏章)

ZX4-RRの昨年実績で言うと、7月発売以降から昨年末までの販売実績で2モデル(ZX-4RR KRT EDTIONおよびZX-4R SE)合算2387台。このセグメントにおいてはホンダ「GB350」など、シンプルで購入しやすい価格帯の車両が上位を占めるが、販売価格110万円を超える価格にもかかわらず、スタートの良さが印象的といえる。

軽量コンパクトなZX-4RRの車体に驚く

ZX-4RRに跨がった筆者(写真:三木宏章)

実際に目の前にたたずむZX-4RRは、あまりにもコンパクトだ。それもそのはずで、ベースは2020年に発売された250ccモデル「ZX-25R」となる。ZX-25Rは、250ccクラスに4気筒エンジンを搭載し、アジア地区で人気が高く、話題をさらったマシン。その車体をベースに400ccまで排気量を拡大した専用エンジンを搭載したというわけだ。

基本的なシャーシデザインやサイズ感、カウルデザインなども共有し、このクラスでのアピアランス向上を狙ったものだろう。

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【400cc・4気筒の鼓動、アイドリングや低回転域の従順さ】

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