カワサキ「ニンジャZX4-RR」中型4気筒復活の息吹 扱い切れるミドルクラスのスーパースポーツ
カワサキのバイクが面白い!
昨年10月に東京ビッグサイトで開催された「ジャパンモビリティーショー2023」でも、現主力製品のスポーツモデルZXシリーズへのNinja誕生40周年記念グラフィックモデルの導入や、伝統のメグロブランドをモチーフにした最新型ネオクラシックモデル「MEGURO S1(メグロS1)」のリリース、そしてファン待望のカワサキ初の公道走行可能なEVスポーツモデル「Ninja e-1」の発売(2024年1月13日発売)など、カワサキは過去・現在・未来を想うコンシューマーへのアプローチに余念がない。
また2019年には、バイクマニア垂涎とも言えるイタリア・ビモータ社との共同ビジネスの展開をスタート。カワサキがパワーユニットを供給し、ビモータ社からプレミアムモデル「KB4」が販売されるなど、活躍の場を拡大している。
久々の400cc・4気筒モデル登場
そんな中、同社は国内マーケットの主力クラスとも言える普通自動二輪車免許セグメントへ、久々の400cc・4気筒を導入したことで話題となっている。かつてのバイクブーム時代に各メーカーがしのぎを削り、最新技術でパワー競争に突入したスポーツバイクの代名詞「ニンジャ」のブランニューモデルだ。今回試乗したNinja ZX4-RR(正式名称は「Ninja ZX-4RR KRT EDITION」、以下ZX-4RR)の発売は昨年7月で、発売されるやいなや、バックオーダーが最長6カ月待ちというほどの人気になっている。
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