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営業で断られ続けてもメンタルが折れない方法 "YES"の数より"NO"の数を目標にする

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  • 浅川 智仁 ライフデザインパートナーズ代表取締役
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営業にとっては、「成長の近道」も「メンタルを安定させる方法」も、「数をこなすこと」にあるとお伝えしてきた本稿の最後に、カリスマ経営コンサルタントであり講演家のブライアン・トレーシーの言葉を紹介したいと思います。

「成功は数のゲーム」である

「営業の神様」と呼ばれることもある、このブライアンの言葉に、かつての私はどれだけ励まされたかわかりません。

それはこんな言葉です。

「(営業は)根気よく続けなさい。成功は数のゲームである」

この言葉を知って、私は「数をこなすこと」の意義を再認識できました。そして、彼のこんな言葉を実行したのです。

「最高のセールスができるのは、常に最長の道の端で、最長の日の終わりで、最終に訪問する人に対するときである」

もう今日の電話営業を終わりにしようか……と、思ったあとのもう1本電話。

それが最長の道の端です。

「まだ最長の日の終わりじゃない、まだ最長の日の終わりじゃない」

私は毎日、もう1本、もう1本と、そう思いながら電話営業をしていました。

そうやって毎日を生きた結果が、今の私を作ってくれたのです。

本当に、「もう1本だけ」と思って、その日にかけた最後の電話が、最高のお客様との出会いになったことが何度もありました。

『営業の苦手意識がなくなる本 経験ゼロから20万件の電話営業でも心が折れず、3億円売った営業怪獣が伝授!』(かんき出版)。書影をクリックするとAmazonのサイトにジャンプします

ちなみに私は「電話営業だけで3億円売った伝説のセールスマン」などと呼んでいただいて、いかにもすごい営業のように言われていますが、販売会社の営業時代に電話をかけた20万回のうち、成約に至ったお客様の人数は全部で250人しかいません。 

言ってしまえば20万分の250!

いかにたくさん断られてきたかわかっていただけると思います。

もし、私が数をこなすことなく、1万回しか電話をしていなかったとしたら……。

今、こうして経営コンサルタントとして多くのセールスパーソンを成功に導いていることもなかったはずです。

「成功は数のゲーム」

この言葉をあなたに贈りたいと思います。

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