サイバー藤田流「出戻り歓迎レター」に物申す

弁護士「果たして、誰がどう得をするのか」

「出戻りOKレター」の負の側面も気にかけているという藤田氏(撮影:尾形文繁)

「向こう2年以内は、元の待遇以上で出戻りを歓迎します」。

サイバーエージェントの藤田晋社長は、日本経済新聞電子版のブログで、退職者が会社に戻ってくる場合の待遇を2年間保証する「ウェルカムバックレター」制度を今年2月から導入していることを明らかにした。

きっかけは、ある社員の「つぶやき」

当記事は弁護士ドットコムニュース(運営:弁護士ドットコム)の提供記事です

ブログのタイトルは「退職者の『出戻りOK』をどう伝えるべきか」。レターの対象は、会社に非常に大きな貢献をして、「きれいな辞め方」をした退職者だという。対象者が退職してから2年以内であれば、元の待遇を保証する旨を記載した手紙を郵送する。すでに技術者とデザイナーの2人に出したそうだ。

導入したきっかけは、ある社員がSNSで「うちの会社も出戻りがOKになればいいのに」と書き込んでいたことだ。

出戻りを禁止しているわけではないのに、そのような声があがるのは、会社が「出戻りOK」のメッセージを積極的に出していないからだと考えて、今回の新制度につながったという。

次ページ退職者にとって、ホントに得?
ライフの人気記事
トピックボードAD
関連記事
  • インフレが日本を救う
  • 新型コロナ、長期戦の混沌
  • 就職四季報プラスワン
  • 仲人はミタ-婚活現場からのリアルボイス-
トレンドライブラリーAD
アクセスランキング
  • 1時間
  • 24時間
  • 週間
  • 月間
  • シェア
トレンドウォッチAD
三菱重工と日立 「統合」破談から<br>10年 製造立国の岐路

10年前に統合構想が破談になった三菱重工業と日立製作所。その後両社は対照的な道を歩み、2009年に伯仲していた時価総額は今や日立が大きく上回っています。本特集では明暗が分かれた三菱重工と日立を主軸に、製造立国・日本の生きる道を探りました。

東洋経済education×ICT