金を稼げる人と稼げぬ人、「脳の使い方」の決定的差 お金持ちならでは「お金持ち思考法」とは?

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まずは知っておきたい「お金持ちの脳の使い方」を解説します(写真:タカス/PIXTA)
ビジネスで成功して大金を得ている人と、働いているのに慢性的にお金に困っている人には「脳の使い方」に違いがあると指摘するのが、脳科学者の茂木健一郎氏です。具体的には、どのような部分が違うのか。茂木氏が解説します。
本稿は『一生お金に困らない脳の使い方』より一部抜粋・再編集したものです。

お金持ちになった人は何をしていたのか

脳とお金という関係を考えたとき、お金持ちや成功者に共通する脳の使い方と、お金がなかなか貯まらない人の脳の使い方に分類することができます。簡単にいってしまえば、金持ち脳とはお金を増やすことを考えている脳であり、貧乏脳とはただお金を使うことしか考えていない脳です。

私がこれまでたくさんのお金持ちと出会い、学んできたことで、まず皆さんにお伝えしたいのは、「お金持ちの多くは最初からお金持ちだったわけではない」ということです。お金持ちになった人は、自分の成長のための自己投資を怠らずに、10年、20年先を見据えて普通の人よりも必死で努力してきた人たちです。

お金がお金を生み出す仕組みを知るために本を読みあさり、先人の成功者のセミナーや講演会に積極的に参加し、勇気を持って人脈をつくり、それらを参考に自分の能力をアップさせ、自分の価値と評価を高め、お金を生み出せる自分磨きに邁進した人たちがお金持ちになっているのです。

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