当然、経営陣の危機感は強く、相次いで対策を打ち出している。26年までに日産ブランドで4車種のEVとPHVの市場投入を進めているほか、現地合弁工場の稼働率を引き上げるため、25年に10万台規模の輸出を計画する。
実は、清華大学とは16年から共同研究で提携してきた。関係をさらに強化するのは、中国に踏みとどまる覚悟があるからだ。
失ったパイオニアの座
日産が初代「リーフ」を発売した10年、テスラは趣味性の高い「ロードスター」を細々と生産する資金繰りに苦しむスタートアップの一社だった。車の未来はEVにあると示した日産こそが「EVのパイオニア」だった。
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