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日産・国内販売トップが語る「25%増中計」の自信 EVの販売サポート体制を増強、店舗網は維持

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国内の新車販売はピークから30年で300万台減少。この先約10年でさらに100万台減るとの業界予測も出る。メーカー各社、販売会社はどのように対応するのか。

かんだ・まさあき/1990年日産自動車入社。国内営業畑を歩み、販売会社社長なども経験。2018年グローバル・アフターセールス事業本部理事、2022年から常務執行役員、日本マーケティング&セールス担当(撮影:尾形文繁)

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日産自動車の国内新車販売のピークは1990年の140万台。2000年代前半は70万~80万台を維持していたが、近年は50万台にも届かなくなっている。さらに縮小する市場でどのように生き残っていくか。特集の5回目は、日産の国内販売責任者を務める神田昌明常務に「国内販売の戦略」を聞いた。

――日産が今年3月に公表した中期経営計画「The Arc」では、国内販売について2026年度に60万台とする計画を掲げています。2023年度の実績は48万台で25%増と野心的ですが、足下の状況はいかがでしょう?

昨年、日産は90周年を迎えて、SUV(スポーツ多目的車)の「エクストレイル」や「キックス」の仕様を向上した記念車をこの上半期に販売した。またプレミアムコンパクトカーの「ノートオーラ」をマイナーチェンジして売り出した。

ちょうど2024年度上半期(4~9月)の数字が締まったところで、22万2400台(前年同期比97.6%)。マーケットシェアは前年度上期に10.2%だったのが、10.3%とわずかに上がっている。

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