日本人「英語の残念発音」も致し方ない明快な理由 日本語と英語では舌の使い方に大きな違いがある
発音ルール⑤「dr」は「ジュ」と発音する。
【例】drink「ドリンク」ではなく、「ジュインッ」
いかがでしたか? 実際に発音してみると、「あれ? ネイティブぽいな」と効果を実感できたはず。まずは短い文章を繰り返し練習してみましょう。ネイティブ音にだんだん慣れてきて、ネイティブの「クセ」に気づくはず。発声しているうちに、英語を聞きとる耳も同時に育っていきますよ。
I don’t knowは「アロンノウ」になっている?
ちょっと試してみましょうか。次の英語を、声に出して読んでみてください。
Got it!(わかった!)
「ゴット イット」? いえ、こう読みます。
ガレ !
ね? ネイティブっぽいでしょう? 次はどうでしょうか。
I don’t know.(知らない)
読みましたか? 英語になじみのないほとんどの人は「アイ ドント ノウ」と読んでしまいます。がんばっても「アイ ドンノウ」。でも、ネイティブ発音は根本的に違います。正解は、
アロンノウ
「あっ、なんか私の発音、ネイティブっぽい!」と感じませんか? もう
1つやってみましょう。次の英語を読んでみてください。
I need a taxi.(タクシーを呼びたい)
なんと読みましたか? 「アイニード ア タクシー」ですか? いえ、これは
アニーラ タークスィ
と読むと、とたんにネイティブっぽくなります。カンタンでしょう? さらにアクセントをつけると、カンペキです。カナダ生まれ、カナダ育ちの私が聞いても「うわ、うまい!」と驚いてしまいます。
私が紹介するカタカナ表記を読んでいくうちに、「へぇ~、ネイティブにはこんなふうに聞こえているんだ!」とさまざまな気づきもあるはず。すると、聞こえ方まで「ネイティブ耳」に近づいてきて、どんどん上達します。
このように、大変な苦労をして専門的に英語の発音を学ばなくても、カタカナのみでネイティブの発音になることが可能なのです。
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