40代で東大合格つかんだ人気声優の驚く「記憶術」 書かずに覚える「重ね塗り」メソッドとは
「参考書などをしまってください」とアナウンスされるまでメモをガン見して、書いてあることを脳裏に刻みつけます。
そこから試験開始までは短くて数十秒、長くても数分間。その間、ほかのことは考えずに、覚えたことを頭のなかで反復しまくって記憶から消えないようにします。
そして「解答はじめ」の合図があったらすぐに、なによりも真っ先に、それらを問題冊子の余白に一気に書いてしまうのです。
余白に書き終えるまで覚えていれば、それでOK!
いまさっき覚えたことを頭で反復しまくってからすぐ書くので、ほとんど正確に書けます。書いてしまったらもう安心! 必要になれば試験中いつでも見られるのですから、もう頭から抜けても大丈夫です。
重要な事柄を紙に書いて試験に持ち込み、試験中にその紙を見たら不正行為になりますが、重要な事柄をいったん覚えて、試験が始まってから問題冊子の余白に書き留めることは、当然なんの問題もないわけです。
書き留めたことがその試験で使えるかどうかは問題を見なければわからないことですが(そして、結局使えなかったということも多々ありますが)、いざ必要になったらいつでも参照できると思うと安心して問題に取り組めます。
このように強引なまる覚えは、記憶からすぐに揮発してしまいます。試験開始直後に余白に書き留めてホッとした瞬間にもう忘れてしまうほどです。
でも、その試験中に使える状態になっていれば、頭のなかになくてもよいのです。
余白へのメモは、脳の外部記憶装置として機能します。
この寸前記憶法は自分にはとても役に立ちました。
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