40代で東大合格つかんだ人気声優の驚く「記憶術」 書かずに覚える「重ね塗り」メソッドとは
せっかく勉強しようと決めたんだから、その気持ちを自分で下げてしまわないように。
勉強を続けるためには、まず自分がストレスを感じないように、つらくならないようにしてあげることが大切だと思うんです。
「人にはやさしく」の基本は「まず自分にやさしく」です!
繰り返し読むことで記憶の「重ね塗り」を
忘れることを気にしなくてもよいといっても、やはり記憶していた方が圧倒的に効率がよいという事項もあるので、自分に合う記憶法を模索してみたこともありました。
「書いて覚える」という方法は、それが合うかたもいらっしゃるのでしょうが、万人に効果がある方法ではなく、むしろ、向いている人の方が少ないのではないかと思っています。
とくに、受験勉強などの日時や期限が決まっているものについては、向き不向きだけでなく、時間対効果の問題に関わってくるからです。
書いて覚える方法は時間がかかります。書くのに費やした時間は、書かなければほかの勉強(勉強でなくても)に使えた時間です。
貴重な可処分時間を書くことに使いたくなかったので(そして、書くのはめんどくさかったので)、ひたすら見てひたすら読みました。繰り返し書くよりは繰り返し読む方がずっと速く、たくさん繰り返せます。
記憶の定着度は繰り返した回数で決まるので、より繰り返しの回数をもてる「読むこと」を優先しました。
繰り返し読むという方法は、覚える負担がないのが長所です。わざわざ暗記作業をしなくても、繰り返すことで少しずつでもなんとなく頭に残り、さらに繰り返すうちに自然に定着していきます。
記憶を薄く塗り薄く塗り、と重ね塗りしていくようなイメージです。
無料会員登録はこちら
ログインはこちら