本をたくさん読んでも成果を感じづらいのは、あなたの自己認知がズレてしまっているからかもしれません。
NG②「裸の王様」状態になっている
では、どのように正しく自己認知すればよいのでしょうか。
わかりやすく図で説明していきます。
「ジョハリの窓」という言葉を聞いたことがあるでしょうか。
自己認知において最も重要なのは、「自分は気付いていない」けれど、「他人は知っている」、「盲点の窓」が重要となります。
これをわかりやすく伝えるのであれば、周囲は知っているけれど、自分は特に指摘をされることがなく「裸の王様」状態になっているということです。
「裸の王様」状態になっていると起こる問題の例をいくつかご紹介します。
結果:相手から「いきなりどうしたのか」と不審に思われる
結果:相手から「普段とても我慢しているのではないか」と怖がられる
結果:相手から「裏表がありそうで信頼できない」と思われる
特に年末年始は、忘年会や新年会でついつい気が緩んでいつもとは違う言動をしてしまったり、飲みの場での無礼講が悪い方向へ走ってしまい、上記のような意図せぬ悲しい認知をされてしまうこともあります。
この「盲点の窓」を開け「開放の窓」(自分も他人も知っている自己)へ移行するためには、方法は1つしかありません。それは、他者からのフィードバックです。
自分では認識できていない強みや弱みは、他者に教えてもらいましょう。
では、他者からのフィードバックを具体的にどうもらうか、それは思い切って相手に「自分をどう思っているか」と素直に聞くことです。
客観的に自分を把握していないと、必ず自己プロデュースにズレが生じます。
そういう人のことをお笑い芸人の中では「イタイ奴」と呼びます。
今いる会社の組織の中で出世していくことを考えている場合は、まずは一緒に働いていて信頼できる同僚や上司に直接聞いてしまうのもおすすめです。
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