1年半ぶり「正直不動産」キーマンが語る見どころ 山下智久・福原遥の爽やかコンビの行方は?
大谷:すごくいい意味で漫画とドラマが別物で。僕はもうテレビ画面に永瀬と月下が映るのを見ているだけで嬉しかったです。気づいた読者がいたかもしれませんが、シーズン1の放送中に作画した回は、山下さんに引っ張られたのか、永瀬をいつも以上にイケメンに描いてしまって。シーズン2では引っ張られないように頑張ります。
水野:僕もドラマにかなり引っ張られましたね。スランプというか、ドラマに負けないシナリオをと力が入って、いつも以上に筆が遅くなり、大谷さんに迷惑をかけてしまいました。シーズン2が始まると、また締め切りを守れなさそうなので、今カメラマンの背後にいる担当編集者と極力目を合わせないようにしています(笑)。
夏原:ハハハハハ。2人が目の前にいると、シーズン1のラストシーンを思い出すなあ。2人の後ろ姿のシーン、すごくよかったです。
山下・福原:ありがとうございます。
大谷:僕は山下さんと山﨑(努)さんとの掛け合いのシーンが、すごい印象に残りました。
山下:努さん、アドリブを多用する方なんです。努さんのアドリブを受け、一度勇気を振り絞って僕もアドリブで返したんです。その日の夜にメールをいただいて。「君は僕に気を遣わなくなった。嬉しかった」って。すごい感動しました。
「うちは正直営業!」単行本を置く不動産屋が増加
夏原:今日は、2人にお礼を言わなければと思って来たんだけど、ドラマの影響が本当に大きくて、取材がしやすくなったんだよ。「ドラマ、見ました!」って。以前はなかなか取材できなかった人も、「こういう話があるんだ」って向こうから話してくれることもあるくらいで。最近、『正直不動産』の単行本を店頭にセットで置いてある不動産屋も多いしね。「うちは正直営業、カスタマーファーストです!」って(笑)。みなさん、「うちにも山下くんや福原さんみたいな営業がいたらいいのに」って口を揃えます。
山下:ドラマを見てくださった視聴者の方に不動産に関する知識を知っていただけたり、エンドユーザー思いの不動産屋さんが増えたり、相乗効果があるのは改めて嬉しいですね。
福原:私もドラマを通してすごい勉強させてもらいました。
水野:シーズン2の撮影現場の雰囲気はどうですか? 周囲の期待が高まってプレッシャーがあったりもしますか?
山下:もちろんプレッシャーもありますけど、現場はすごくいい雰囲気です。いい流れにちゃんと乗れてるんじゃないかなと思います。
福原:撮影現場には、いい風がいつも吹いてます!
大谷:うまいこと言いますね(笑)。
福原:月下は大好きな役なんで、テンションが自然と上がっちゃうんです。
水野:“正直不動産”でよくエゴサーチするんですけど、福原さんはトークイベントで、「月下は2番目くらいに好きな役です」って発言されてますよね。そこは1番と言ってほしかったです(笑)。
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