【ベストバイ家電16選】家電マニアが厳選の中身 「省エネ・タイパ・付加価値型」が今年のトレンド

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(左上から時計回りに)オーラリング第3世代ヘリテージ、オートクッカービストロNF-AC1000、ビッグドラムBD-STX130J、ラクティブエアEC-KR1、シャークフレックススタイル、掃除機&床拭きロボットルンバコンボj9+(写真:週刊女性PRIME)
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2023年も残すところあとわずか。今年も数多くのヒット商品が生まれた家電業界。実際にどんなものが流行ったか家電のプロたちに話を聞いた。

「今年は光熱費高騰を受けて、例年よりも省エネ家電の登場が目立ちました。環境保護や節約意識の高まりにより、これからも家電の省エネ化は進むと思います」とは家電ライターの倉本春さん。

また、コロナ禍で定着した衛生意識を受けて支持されている商品も。例えば“水拭きコードレス掃除機”。

最先端技術が活用された家電が増加

「水が内蔵されている分、メンテナンスが必要なのがネックですが、ホコリ、ダニはもちろん除菌までをも意識した掃除への関心の高まりから、今後ニーズが増えそう」(家電ライター、田中真紀子さん)

生活意識の高まりでいうと“乾燥機能付きの洗濯機”も好調。

当記事は「週刊女性PRIME」(運営:主婦と生活社)の提供記事です

「衣類別の乾燥機能の充実や自動掃除機能がついているものもあり、毎年、何かしら進化している感じ。時短でラクは当たり前、さらに乾燥後の仕上がりもきれいなこと、お手入れがラクなことなど、消費者の求めているニーズが上がっています」(家電ライター、伊森ちづるさん)

また、キッチン家電は、おしゃれな卓上家電が増加。

ホットプレートなどは、ただ“焼く”ことが目的ではなく、置いてあるだけで映えて、食卓が華やかになる。そしてプロ仕様の火力でレストランのような熱々の料理が食べられるタイプに注目が。

徐々に大勢の人と集まる機会も増えたので、自宅で家族や友達と一緒に調理を楽しめる家電に関心が集まったよう」(伊森さん)

さらに「SDGs」に向けた取り組みが世界的に活発化するなか、消費者の購買意識にも変化が。家電女優・家電アドバイザーの奈津子さんは、

以前は“高コスパ”が重要視されていましたが、今では“高くても長く使えるもの”や“タイパを向上させるもの”を求める傾向が強まっているように感じます。各メーカーも独自の付加価値を提供することに焦点を当て、競争が激化している印象です。

家電は長く使うものが多いので、選べる選択肢が広がるのはいいことですね」

近年はAIやloTなど最先端技術が活用された家電が増加している。

少し値がはるものもあるが、“一生モノ”と出合える可能性も。ぜひ家電選びの参考にしてみては。

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