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「20代社員に助言請う」外資経営者、その"深い"意図 若手に学ぶ「逆転の発想」で新たな視点を得る

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前述したように、私たちは気づかない間に自分たちの見るものにさまざまなフィルターをかけるようになっています。そして、それが現れる最たる例が「世代間ギャップ」ではないでしょうか?

年齢やライフステージによって行動が変わったり、興味を持つものも変わっていき、他の世代とはギャップが生まれていきます。これは当たり前ですし、仕方のないことでもあります。ただ、このギャップとの付き合い方次第で、「問い」の広がりや、共感度を大きく変えることができます。

「現金で割り勘」しない若者から学んだこと

例えば数年前に、あるクライアントと金融に関するプロジェクトに取り組んでいたときのことです。

私たちはお金にまつわる行動・考え方などを調べていたのですが、その中で「割り勘」という行動を観察することがありました。皆さんは友だちと一緒に外食をして割り勘にするとき、どのようにしていますか?

私の世代なら、金額を人数で割って、それぞれ現金を出して精算するというのが当たり前でした。

しかし、そのときの観察対象であった20代の方たちの行動は、まったく違っていました。振込先の口座番号をLINEやチャットで教えあっていたのです。当時はまだLINE Payのような送金サービスもありませんでしたので、オンラインバンキングで振り込んでいました。私の世代の感覚・行動とはまったく違うものだったのです。

それは、自分と世代ギャップがある人に好奇心を向けていなければわからないことでしたし、そういった気づきは、その後のサービス開発にも大きく影響しました。

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【アイデアを上司に「共有しない」若手の思考】

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