東大院卒・元LINEトップ営業27歳がおにぎり屋に "即転身"の理由、「肩書は守るものじゃない」
先のことを計画して行動できる人のことは尊敬していますし、頼りにすることも多いです。
けれども私は元々それが苦手で、とにかく行動するほうが得意。振り返ると、自分の得意を生かしてきたのだと思います。
おにぎりを「世界の食文化」として確立させる目標
私の大きな夢は、人生の最後に「ああ、これを成し遂げるために生きてきたんだな」と思えるような生き方をすること。
それが学生のときはアメフト部で、LINEのときは日本一のプラットフォーマーになること。そして今は、おにぎり屋で世界一になることです。
そのためにも、まずは『TARO TOKYO ONIGIRI』を2027年までに国内30店舗、海外70店舗まで展開するという目標を必ず達成したい。
どうなったら「世界一のおにぎり屋」と言えるのか。その答えはまだ明確に設定していませんが、いずれにしても、おにぎりを「世界の食文化」として確立させるチェーン店にしたい。
スタッフのみんなが自信を持って「世界一」だと思えるブランドになれたらいいなと思っています。
RICE REPUBLIC取締役社長
1996年生まれ。東京大学工学部卒業。東京大学大学院修了。2020年、LINE入社、営業部配属。中小企業向けのLINEマーケティングソリューションの営業提案、運用コンサルティングに従事。営業業務を離れた後は、社内のインサイドセールス組織の立ち上げとデータの可視化・分析を担当。大企業向けの広告商品を中心とした広告媒体の企画業務に携わり、広告事業本部21年度のベストルーキー賞を社内で唯一受賞。22年7月、おにぎりチェーン店『TARO TOKYO ONIGIRI』を都内2店舗に展開するRICE REPUBLIC入社。同年12月、社長に就任
取材・文/柏木智帆 写真/ご本人提供 編集/柴田捺美(編集部)
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