ピース綾部「タレントはいいよな」の声に思うこと 「僕もあなたと一緒。何も変わりませんから」

ブックマーク

記事をマイページに保存
できます。
無料会員登録はこちら
はこちら

印刷ページの表示はログインが必要です。

無料会員登録はこちら

はこちら

縮小

── 手段は問わない、と。

綾部:「会社に金積んでもらって」とか言われても、いやいや、僕は1回も「ハリウッド行って、自分の実力でコツコツ1からやってレッドカーペット歩きたい」なんて言ってないですからね。「ただの1回でもいいから、みんなが知ってるハリウッドスターとレッドカーペットを歩く」って言ってるだけなんで。LEONさんが、実は莫大なコネを持ってて、「もしよかったら、LEONで独占密着するのでハリウッド映画に出ませんか?」って言ってくれたら、「ありがとうございます」って話なんですよ(笑)。

英語でも「おもしろかった」と言われるように

── 編集長に聞いてみます(笑)。先ほど、常に先を見てるとおっしゃいましたが、今、綾部さんの未来には何が見えますか?

綾部:「ハリウッドスターになる」というのと同じくらいに、「英語をモノにする」という目標が1コ増えたんです。今こうやって1時間インタビューを受けたのと同じくらいに、英語でも言葉を操って、みなさんに「おもしろかった」って言われるようになりたい。そのどちらの目標も成しとげて、街を歩いていると「おまえ、この間のTVショー見たよ」「この前の映画見たよ、おもしろかったな。写真撮ってよ」って言われるような。そんな中で、ワイフと一緒にアメリカで生活できたら、もうそれだけでいいです。

こんな話をすると、「おまえはタレントだから、そうやってアメリカに行って、好きなことがやれていいよな。俺は田舎のサラリーマンだし……」とかって言うヤツがいるけど、そんなの知らないよって思うんですよ。僕だって、生まれながらにタレントだったわけじゃない。茨城の村の工場で働いて、「これだけ油まみれになって働いても年収230万円か。でも、芸能人になったらもっともらえるんだろうな。よし、やってみよう」って自分で東京に出てきて、たまたま成功してるんだから。

おまえがグズグズ言いながら働いてるのは、それはおまえ自身が選択してることなんだよって。僕だって、ご飯ともやしだけを食ってる時代があって、そこを経て今があるんだから。例えば、今はすごい金持ちの社長でも、ユニクロの柳井さんや楽天の三木谷さんも、起業した時に借金まみれで不安でどうしようっていうときがあったと思うんですよ。「そこを飛ばすなよ、おまえら」って言いたいです(笑)。

関連記事
トピックボードAD
ライフの人気記事