現役コンサルが3秒で相手に伝える「凄い話し方」 「あれもこれも伝えよう」とすると何も伝わらない
コンサルに転職して直面した「異文化」
私は現在、コンサルとして働きだして十数年目になります。今では自分のチームを抱えて後輩の指導をしたり、プレゼン講師として5000人超の方に講義を行ってきましたが、最初から伝えるのが得意だったわけではありません。
内容がきちんと伝わらないことを恐れて「あれもこれも伝えよう」とした結果、相手には何も伝わらない……。
そんな場面を何度も繰り返し、人前で話すのが大の苦手で、むしろ説明下手なことがコンプレックスだった時期もあります。
そのコンプレックスを克服し、それなりに話せるようになったのは、前職のITエンジニアからコンサルティング業界に転職してからでした。
転職当時のコンサルティング業界は、「UP or OUT」と呼ばれていた時代でした。UP or OUTとは、バリバリ結果を残して評価してもらい、昇進(UP)するか、評価されずに仕事がなくなり退職(OUT)するかということです。


















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