【マンガ】わが子が「いじめ加害者」にされる恐怖 うちの子は加害者、それとも被害者?
──漫画では、女と子どもにだけ怒鳴り散らすシーンもリアルでした。相手がパパだと急に黙る……。
相手をみて態度を変えていますよね。漫画であのお父さんが怒鳴り出すと、インスタのコメント欄(読者さんたち)も、「モラハラだ」「モンスターだ」とざわつき出します。
「うちの子はこう言ってます!」が危険な理由
── 一方、(その怖いお父さんに怒られた)子どものお母さんは冷静で、みごとな対応でした。「あの父親の空気に飲まれちゃダメだ」と自分に言い聞かせて、ひるまずに言うべきことを言う。
そうなんです。実際に漫画の題材にした友人がしっかりした方で。お話を聞いて「なるほど、こういうふうに対応するんだ」って勉強になりました。
──子どもから事実を打ち明けられたとき、主人公のお母さんは、ほかの同級生のお母さんに電話をして真相を確認しました。これも大事ですね。
自分の子どもの話だけを聞いて「うちの子はこう言ってます!」と突っ走るのは、危険だと思います。第三者にも、実際どうだったのかを確認するなど、冷静に情報を集めることが必要だと思います。子ども同士が仲がよくて、いちばん近くでその2人を見ている子がいたので、その子のお母さんに連絡したと言っていました。
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