大きな要因は、値決めのやり方が古く、プライシングに科学的・定量的な戦略アプローチを適用できていないことにあります。
日本では、業界に古くから残る慣習として、下代(原価)に一定の掛け率をかけて上代(売価)を決めるという考え方があります。
このような原価ベースの考え方をもとに、ブランドのMDが経験と勘に基づいて、なんとなく売れそうな価格を予想して値決めしているというブランドが数多くあります。
このような属人的な方法では、大胆な値上げや粗利の最大化はできません。
他方プライシングは、アカデミックからビジネスまでさまざまな研究と科学的・定量的なアプローチが試みられている領域です。
日本マクドナルドの「地域別価格戦略」に学べ
実際、2022年以降3度の値上げを実施し、2023年7月には地域
マクドナルドの成功事例は、
次回は、アパレル業界における実践的なプライシング戦略を紹介します。
*この記事のつづき:苦戦する「日本アパレル」、値上げする"4つの秘策"
記事をマイページに保存
できます。
無料会員登録はこちら
ログインはこちら
印刷ページの表示はログインが必要です。
無料会員登録はこちら
ログインはこちら
無料会員登録はこちら
ログインはこちら