焼き肉店の食中毒事故はなぜ頻発するのか? 業界、行政の早急な意識変革が必要

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焼き肉店で、食中毒事故が立て続けに発生している。

6月2日、大手焼き肉チェーン「炭火焼肉酒家 牛角」を手掛けるレインズインターナショナルは、5月6日に富山県高岡市の店舗へ来店した1組36名のうち、20名に下痢・腹痛の症状が発生したことを発表した。富山県庁厚生部生活衛生課による調査では、腸管出血性大腸菌O(オー)157感染による体調不良であることが判明している。

同課によれば、20名は18~19歳の男女で、うち4名が医療機関を受診した。入院者はおらず、現在、全員が快復しているという。患者の共通の食事が牛角で提供された5月6日の夕食以外にないことから、この食事を体調不良の原因と断定し、詳細については調査を継続している。


■「牛角」を手掛けるレインズインターナショナルの西山知義・代表取締役CEO。「えびす」事故の後、「食材の衛生には絶対的な自信がある」語っていたが…


 グループが注文したメニューは、70品目以上が90分間食べ放題できる「スタンダードコース」。レインズインターナショナルは、このうち喫食数が多かった内臓肉の「豪州産牛ハラミスライス」が原因である可能性が高い、と見ている。

厚生労働省医薬食品安全部監視安全課では、食用の肉は75度で1分間以上加熱することを定めており、O157が付着しやすい内臓肉は特にそれが求められる。また、本来焼き肉を焼く際は、衛生上、調理専用のトングを使うことが必要だ。

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