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スズキ新型「スペーシア」後席快適性向上の秘策 軽自動車でミニバンのようなオットマンを採用

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先進安全機能・運転支援機能のイメージ(写真:スズキ)

安全運転支援システムでは、衝突被害軽減ブレーキ「デュアルセンサーブレーキサポートⅡ」を、スズキで初搭載する。車両や歩行者に加え、自転車や自動二輪車にも対応。また、交差点での右左折なども検知シーンとするなどのアップデートを行うことで、より幅広いシーンの衝突回避や被害軽減をサポートする。

ほかにも、高速道路などで車間を保持しながら前車を追従する「ACC(アダプティブ・クルーズコントロール)」には、全車速追従機能や停止保持機能を追加。渋滞走行時に発進・停止を頻繁に繰り返す状況などにも対応することで、より運転操作の負担を軽減する。また、ACC作動時に、車線中央付近での走行維持をサポートする「車線維持支援機能」も搭載。システムが車線を認識し、自車が車線中央付近からはずれそうな場合は、ステアリングに力を与え車線中央付近の走行維持を支援する機能も追加している(両機能は、スペーシアHYBRID Xのセーフティプラスパッケージ装着車とスペーシアカスタム全車に採用)。

室内の注目点はマルチユースフラップ

一方の室内。高さ1400mmを超える高い天井や、大人でもゆったりと座れる余裕の足元スペースなど、広くて使い勝手のいい空間を持つことは、先代モデルと同様だ。

ジャパンモビリティショー2023で撮影したマルチユースフラップ(筆者撮影)

大きなトピックは、先述した後席のマルチユースフラップ(グレード別設定)の採用だ。これは、後席座面の前部分に装備した可動式フラップのことで、それを伸ばしたり、角度を変えたりすることで、主に3つのモードを活用できる。

まず、フラップを足の裏側にマッチさせる「レッグサポートモード」。これは、例えば、カーブなどの走行時に足をホールドしてくれることで踏ん張りやすくなり、乗員の疲労などを軽減するためのものだ。また、フラップを長く伸ばせば、停車して休憩するときなどに足を伸ばしてくつろげる「オットマンモード」となる。

マルチユースフラップを上向きに立てた荷物ストッパーモード(筆者撮影)

さらに、フラップを上向きにして立てれば、後席に載せた荷物などを支え、減速時などに脱落を防止できる「荷物ストッパーモード」にも変更が可能だ。後席には、ほかにも、左右独立した後席センターアームレストも採用。マルチユースフラップと併用することで、快適性を高めるとともに、座面に置いた荷物の横ずれ防止にも役立つ。

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【気になる新型スペーシア/スペーシアカスタムの価格設定は?】

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