ホンダ「N-BOX」新旧比較、価格アップが懸念材料 2代目と新型となる3代目、意外と類似点も多い
本田技研工業(以下、ホンダ)が誇る軽スーパーハイトワゴン「N-BOX」の新型モデルが、2023年10月6日に発売され話題となっている。2017年に登場した先代モデルから約6年を経てフルモデルチェンジを受けた3代目は、外観や装備などに変更点は多いものの、意外にも先代モデルと類似している箇所も至るところに見受けられる。
大ヒットモデルゆえの苦悩も見え隠れする
先代の2代目N-BOXは、2017年から2023年上半期(1~6月)までの国内新車販売台数で、ほぼ一貫して1位を獲得し続けた大ヒットモデル。2021年のみナンバーワンの座をトヨタ「ヤリス」に明け渡したが、翌2022年には奪還し、2023年も好調な売れ行きをみせている。
ホンダとしても、長年大きな支持を受けている先代モデルの装備や機能などを、新型で大きく変えることはギャンブルだろう。だが、フルモデルチェンジをうたううえでは、新しさも必要不可欠で、従来から愛用している買い替えユーザーはもちろん、他車からの新規乗り換え組などをいかに獲得できるかは、新型モデルの充実度がいかに高いのかもカギとなる。
ここでは、そんな新型N-BOXを先代モデルと比較することで、どのような点が先代から継承され、どんな点が変わったのかなどを検証。新型モデルの商品力は、先代モデルを超えられるのかなどを浮き彫りにしてみる。
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