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「日本一の芸人」横山やすしが涙した奥さんの一言 M-1創設者が語る「天才漫才師の隠された悩み」

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  • 谷 良一 元吉本興業ホールディングス取締役
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明石家さんまさんと今いくよ・くるよさんが司会をしていたNTVの「目方でドン」という番組がありました。これにやすし夫妻が出演したときのことです。

奥さんの体重と釣り合うだけの品物を買えれば、その商品がみなもらえるという番組で、例えば奥さんが体重50kgだとすると、買った商品の合計が47kg~50kgまでにおさまればいいのです。

「なんか重たいものを持ってこい」

途中まで買い物を進めた段階で、明らかに商品の目方が足りない。それがわかるさんまさんといくよ・くるよさんが「師匠、もっと重たいもんを買わなあきまへんよ」と教えると、やすしさんが奥さんに、「なんか重たいものを持ってこい」と言いました。

そこで啓子さんが持ってきたのが、なんと浮き輪でした。よりによって浮き輪とは。これにはスタジオ中が大爆笑しました。こういうとぼけたところのある奥さんでした。

後楽園ホールでの収録を終えて、赤ちゃんだった光ちゃんを抱いて歩くふたりの姿がとてもほほえましく感じられたのを覚えています。ふだんの殺気立ったやすしさんとは全然違う穏やかな顔をされてました。

漫才ブームが日本中に吹き荒れた1980年~1981年は、大晦日に放送される日本レコード大賞が35.3%、NHK紅白歌合戦が74.9%という驚異的な視聴率を取っている時代でした。今と違ってほとんどの国民が、誰がレコード大賞を取るのか、紅白のトリは誰なのかということにすごく関心を持っていました。

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