「仕事が忙しすぎて結婚できない」は真実か 32歳、婚活のために転職すべきか?

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私も、先日、久しぶりに銀行で通帳へ記帳をしたのですが、その数字を見ていたら、急に「もし病気になって働けなくなったら……」「もし今、ダンナがいなくなったら……」と怖くなってきて、「あとこれくらい生きるとして……」と電卓をたたいちゃいましたもん。「ま、なんとかなる!」と思えるときと「怖くてたまらない」と思ってしまうときが、両方あるものだと思います。

最高に忙しいときに、相手と出会うこともある

たぶんあなたも、「働いているここ数年、ずっと不安」というのではなくて、友達が結婚したとか独身女性ばかりの職場に異動になったとか、何かキッカケがあって不安が募っているのでしょう。もしかしたら、今の仕事そのものに満足できていないということもあるかもしれないですね。どちらにしても、自分で作った究極の二者択一の選択肢を前に、うんうんうなっていないで、早速、婚活を始めちゃえばいいのでは?

婚活、思い切りしてみたらいいじゃない! 仕事を頑張っている女性に出会いの場が少ないこと、出会う人がみんな既婚者だったりすることは、よく聞く話です。婚活の手法もさまざまのようですから、ちゃんと調べて自分のペースで出会いの場に出掛けていくのは、とてもいいことではないかと思います。そうやって婚活を始めてみてから、仕事との両立ができるか考えてみたらどうでしょう? 先に予定を入れてしまえば、仕事上のタイムマネジメントスキルもぐんと上がるかもしれないですしね!

恥ずかしながら私自身の経験をお話すると、夫と出会ったのは、これまでの仕事人生でいちばんの長時間労働の時期だったのです。効率とか生産性とかお構いなしに、必死に仕事をしていた時期で、今では許されないような働き方をして、「別に会社に関係ないじゃん。好きでやっているんだし」とまで思っていたくらいでした。

「この人が好き!」と思ったその昔、会いたくて、懸命に仕事を終わらせて深夜に寝顔だけ見に行ってみたり(笑)。彼が朝起きるより早く出社してしまうので、彼は「会った」と思っていない日もあって、「来てた?」と聞かれ、「うん、2時間くらい仮眠取らせてもらった」と答えたこともありました。今、その情熱があるかどうかは別にして、「好きな人に会う!」ということとハードワークは、思いが強ければ両立だってできちゃうものです。

あなたの周囲のハードワークの独身女性にも、そういった「見せていない姿」があるかもしれない。どんなことも決めつけはよくありません。恋と仕事の両立TIPSも、結婚観なんかも、いろいろな思いや知恵を持っている人たちかもしれませんから、交流してみると学びがあるかもしれませんよ。

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