日本の「世界に乗り遅れた感」はどこから来るのか モビリティ産業の未来はどうやら明るそうだ

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ここから先は恒例の競馬コーナーだ。10月28日の「秋天」こと秋の天皇賞では、イクイノックスのあまりの強さにしびれる思いがした。

この週末(11月5日)はG1レースの谷間となるが、アルゼンチン共和国杯(東京競馬場・11レース・芝2500メートル、G2)は難解なハンデ戦であり、固く決まる年もあれば、大荒れの年もある。ここは高配当狙いで攻めてみたい。

アルゼンチン共和国杯の本命馬は「重賞未勝利のあの馬」

本命はマイネルウィルトスだ。7歳馬で重賞未勝利だが、過去に重賞での2着が3回もある。うち1回は一昨年のアルゼンチン共和国杯で、もう1つは昨年の目黒記念。同じ府中の芝2500メートルであるから、コース適性があるのは明らかだろう。

今回は1年間の長期休養明けの4戦目。父スクリーンヒーローが2008年に勝利したこのレースで、マイネルウィルトスが重賞初勝利となれば、いいストーリーになるではないか。

鞍上は横山武史騎手。現地時間の11月3~4日にはアメリカでブリーダーズカップがあるので、クリストフ・ルメール、川田将雅、戸崎圭太騎手といったライバルジョッキーがいない。これぞ稼ぎどころというものである。

対抗には今年の目黒記念を勝ったヒートオンビート、穴馬にはオールカマー3着のゼッフィーロを。それからアルゼンチン共和国杯は、過去にはオーソリティやパフォーマプロミスなど、わが偏愛するステイゴールド産駒系が勝っているレースである。ヒュミドールとプリュムドール、それからアフリカンゴールドにも少しだけ流しておこう。

(本記事は「会社四季報オンライン」にも掲載しています)

かんべえ(吉崎 達彦) 双日総合研究所チーフエコノミスト

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Kanbee

吉崎達彦/1960年富山県生まれ。双日総合研究所チーフエコノミスト。かんべえの名前で親しまれるエコノミストで、米国などを中心とする国際問題研究家でもある。一橋大学卒業後、日商岩井入社。米国ブルッキングス研究所客員研究員や、経済同友会代表幹事秘書・調査役などを経て2004年から現職。日銀第28代総裁の速水優氏の懐刀だったことは知る人ぞ知る事実。エコノミストとして活躍するかたわら、テレビ、ラジオのコメンテーターとしてわかりやすい解説には定評がある。また同氏のブログ「溜池通信」は連載500回を超え、米国や国際政治ウォッチャー、株式ストラテジストなども注目する人気サイト。著書に『溜池通信 いかにもこれが経済』(日本経済新聞出版社)、『アメリカの論理』(新潮新書)など多数。競馬での馬券戦略は、大枚をはたかず、本命から中穴を狙うのが基本。的中率はなかなかのもの。

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