小島よしおが小学生のケアレスミスに向き合う ミスはするもの。大事な海パン忘れることも!

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よしおもお笑いライブやテレビ収録の前に緊張することがあるけど、そんなときは決まって口がかわいている。だから、梅干しやレモンみたいなすっぱいものを想像したり、出番前に周りの出演者さんと話したりして唾液を出すようにしているよ。ご飯を食べているときって、だいたいリラックスしているじゃない? 医学的な根拠はわからないけど、唾液が出るってことはリラックスできているってことなんじゃないかな。メジャーリーガーが試合中にガムをかんでいるのは緊張しないようにしてるのかもね。でもテスト中はかんだらダメだよ(笑)。

ちなみによしおはすべったあとほど、よくしゃべっちゃうんだ。しゃべることで不安になった気持ちをリラックスさせているのかも(笑)。この方法を利用して、テストの前だったら「テストで出そうだな」と思う範囲を音読してみるとかもありだね。

考えられる量を、目の前の問題にあててみる

それから、問題を解いているとき、君はどんなことを考えているのかな? 忘れ物とかもそうだけど、次にやることや別のことを考えているから忘れちゃう、ってことがよくあるよね。よしおはよくタクシーに忘れ物をしていたんだけど、そういうときは次にやることを考えていたことが多かったな~。

それに、よしおはテレビ番組の収録で、「自分は何が言えるだろう?」「いつ会話に入っていけるだろう?」って考えているうちにその場の流れがわからなくなっちゃう、ってことがよくあるんだ。ほかのことよりも、まずは目の前のことに集中しないとな、って反省するよ。

もし君も塾で算数の問題を解いているとき、「無事解き終わるかな?」「いい点とれるかな?」「ほかの人は簡単にできてるかも……」ということを考えているようだったら、それよりもまずは目の前の1問を解くことを大切にしてみよう。人間って、自分の頭で考えられる量が決まっていると思うんだ。考えられる量を、なるべく目の前の問題にあててみるのはどうかな?

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