バービー「もう芸人辞めようか」無茶を重ねた20代 30代でガス欠状態に陥った彼女を救った転機
どんどん挑戦して、どんどん失敗すれば、そのうち転んでも「意外と大したことないんだ」っていうことが分かってくるし、けがをしないうまい転び方も見えてくる。
でも、一度も転んだことがないと、転んでけがをするのが怖くて動けなくなる。そして、どんどんトライする人との差が大きくなっていく。
失敗したら、次の挑戦で上塗りすればいい
だから、皆さんには、とにかく動いてみてほしい。私も30代前半の頃はいろいろな人に会って、「こういうことがしたいんです」ということを言い続けていました。
おかげで、当時は毎晩会食。ビジネスの話をしに行ったのに気づけばただの飲み会になってしまった日も数えきれないくらいあったし、 不毛な時間を過ごしたな……と思う時もありました(笑)
でも、そういうところから人と人のつながりができて、町おこしに関わることができたり、下着開発もやらせてもらえたり自分の活動の場を広げるきっかけを得ることもあったので、無駄だったとは全く思いません。
トライなくして成功はないし、エラーのないトライもない。失敗したら、その失敗は次の挑戦で上塗りすればいい。
今でもとんでもない失敗をして、寝る前に「ああっ!」と後悔することはいっぱいあります。
でも、これだけ失敗をしていると、次の日にはもう何も思わなくなるんですよね。
だって、それでもどうにかやっていけるって経験値の中でちゃんと判断できるから(笑)。そうやって体験して、学んでいくものなんですよね、人は。
それこそ無茶苦茶やってた20代の頃だって、人によっては黒歴史扱いなのかもしれないけど、その時の私があるから今の私があるわけで。だから、何一つ「無駄な失敗」なんかない。
いっぱい挑戦して、いっぱい失敗して。
その全てを「自分らしい」と愛せるようになることが、幸せの秘訣なんじゃないかなと思います。
(取材・文/横川良明)
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