加藤綾菜さん「世間の評価」がいきなり一変した訳 「頑張ったんだね」と涙ながらに声をかけられる

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お笑い芸人、加藤茶さんの妻・加藤綾菜さん。結婚後に経験した激しいバッシングを振り返ります(撮影:梅谷 秀司)
お笑い芸人、加藤茶さんの妻として知られ、2022年3月にコミックエッセイ『加藤茶・綾菜の夫婦日記『加トちゃんといっしょ』』を上梓した加藤綾菜さん。45歳年の差結婚の出会いから日常生活、結婚後に経験した激しいバッシングや子どもができないことなども、まっすぐな文章と一生懸命練習したというマンガで表現している。「加藤茶の妻」としてではなく、34歳の人間として、加藤綾菜とはどんな人物なのか――。

「結婚願望があるタイプじゃないじゃん」と驚かれた

――2022年6月に結婚11周年を迎えました。21歳で出会い、23歳で結婚。綾菜さんの世代だとかなり早い結婚ですよね。

加藤綾菜(以下、加藤):田舎にいたときの友だちは結婚している子もいたんですけど、東京に出てきてからの友だちの中では私が一番でしたね。みんな私が早くに結婚するとは思ってなくて、びっくりしていました。「結婚願望があるタイプの女性じゃないじゃん」って。

――当時は何か夢のようなものはあったのですか?

加藤:お寿司屋さんでバイトをしていて、料理を結構習ったので料理系に進みたいという気持ちもあって悩んでいました。

――加藤茶さんと出会ったお寿司屋さんですね。

加藤:そこに就職したいなという気持ちもあったんです。楽しかったし、料理を極めたいと思って。でも結婚してバッシングが始まって、その料理屋さんにも週刊誌の人が訪ねてくるようになったので迷惑かけると思って辞めたんです。

で、それから8年間ぐらい、加トちゃんの仕事に付いて行って加トちゃんのケアをすることに一生懸命という感じでした。加トちゃんが大阪に1カ月、名古屋に1カ月と長期で離れることもあったので、じゃあ付いて行こうと。もう完全に加トちゃんのペースという感じです。

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