加藤綾菜さん「世間の評価」がいきなり一変した訳 「頑張ったんだね」と涙ながらに声をかけられる
――家事を一切しないのは構わないんですか。それよりも尽くしたい?
加藤:そうだと思います。あとたぶん恋愛経験が1人、2人で加トちゃんと結婚したからというのもあると思います。もっと恋愛をしていれば、「何でこんなこともしてくれないの?」ということがあるかもしれないですけど、何もわからないうちに結婚したので、加トちゃんが普通だと思ったんです。本を出して読者の方から感想をいただいて、ちょっと違うんだって気づいた。
事務所に電話やファックスが1日200件以上来た
――ご結婚後、「財産目当て」などと猛烈なバッシングを受けました。
加藤:結婚して半年後ぐらいに週刊誌にすっぱ抜かれて、そこからすぐバッシングが始まりました。たぶん「45歳差で恋愛なんておかしい」というのがあるんでしょうね。加トちゃんの事務所に電話やファックスが1日200件以上来るようになって。事務所の人たちが対応に追われるようになった。
さらに、加トちゃんの公式サイトにコメントがバーッとくるようになって。加トちゃんに見られたら嫌われるんじゃないかと思って、全部チェックするようになりました。1日数百件が毎日、4年ぐらい続きましたね。
――その間、身を隠すという手もあったかと思うのですが、ブログを続けていたのはなぜでしょうか。
加藤:結婚当初は、ブログはずっとやっていませんでした。ですが、加トちゃんの事務所の人から「加トちゃんのブログできちんと綾菜さんの写真出したほうがいいから、プリクラでもいいから写真をちょうだい」と言われて、プリクラを渡してアップしてもらったら、「やっぱり若すぎる」「ギャルだ」と、さらにバッシングが増えた。もっと落ち着いた感じの人だったら、違っていたかもしれないですね。
――「綾菜さんはタレント志望で売名行為のためにブログで発信し続けた」と受け止めた人も多いと思いますが、それは間違いなんですね。
加藤:私は、ブログは一切しませんでしたし、反論したことも1回もなかった。テレビも、加トちゃんと夫婦での出演は少しあったんですが、1人でのオファーは全部断っていました。
「45歳差」のインパクトが強すぎたのと、週刊誌にほぼ毎週批判記事が載っていたので、「メディアにたくさん出てたね」とよく言われるんですけど、結婚8年目で今の事務所に入るまでテレビ出演も10回くらいしかありません。事務所に入って、初めて1人でメディアに出るようになったんです。
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