バービー「もう芸人辞めようか」無茶を重ねた20代 30代でガス欠状態に陥った彼女を救った転機

ブックマーク

記事をマイページに保存
できます。
無料会員登録はこちら
はこちら

印刷ページの表示はログインが必要です。

無料会員登録はこちら

はこちら

縮小

正直、私自身が10代、20代の時から何か変わったわけではないんです。

昔からずっと自分の着たい服を着ていたし、自分の理想のボディーラインを大事にしているだけ。

それが「セルフラブ」とか「ボディーポジティブ」のアイコンのように扱っていただけるようになるなんて、時代の方が変わったんだなという感じです。

芸人のあり方だって多様化しているし、何かをきっかけに環境が一変することってあるんですよね。

だから、世間からどう見られるかとか、人の声なんて気にしなくていいと思います。ありのままの自分でいればいいんです。

(写真:南 阿沙美)

「替えの効かない自分」になるために

ただ、20代の頃と今とでは仕事に対する考え方はガラッと変わりました。

20代の頃はずっと緊張していたんですよ。お笑いなんて食うか食われるかの世界。どんなに忙しくしていても、5年〜10年後、同じように仕事ができているとは限らない。

もっと言えば、1年後に自分がどうなっているかさえ全く分からない世界です。

そのサバイバルに自分は生き残れるのかーー。いつも崖っぷちのハラハラ感と戦っていました。

今はそういう緊張感はなくなりましたね。将来の保証がないのは今も昔も同じなのですが、なぜ心理的な安心を得られるようになったのかというと、さまざまな仕事の経験を積んで「替えの効かない自分」に近づけたからだと思います。

関連記事
トピックボードAD
キャリア・教育の人気記事