バービー「もう芸人辞めようか」無茶を重ねた20代 30代でガス欠状態に陥った彼女を救った転機

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(写真:南 阿沙美)

うまくいかないとき、差し伸べられた手をつかんでみる

そんなキャリアの迷走期に私が何をしたかというと、とにかく動くこと

興味のあることに何でもトライするようになりました。趣味を楽しんだり、ガーデンデザイナーの勉強を始めたり。今ではリカレントとかリスキリングとか、大人の学び直しに関していろいろな言葉が聞かれるようになりましたが、まさにそんな感じ。

あとは町おこしがやりたくて地方創生に関することに取り組み始めたり、下着の開発にチャレンジしたり。

自分の直感を信じて、アンテナに引っかかったものにいろいろ手を出してました。

他人から見ると、あれこれ精力的に活動しているように見えていたかもしれないけれど、当時の自分の心境としては、ただ迷っていただけ。

今やっていることが将来何につながるのかも分からなかったけれど、とにかくやりたいことに一つ一つ取り組んでいきました。

でもある日、点と点が線になる出来事が突然訪れるんです。それが、『ACTION』(TBSラジオ)という番組への出演でした。

正直、その頃、すっごい鬱々していたんですよ。お仕事でアキレス腱を切ってしまって、周りの方にご心配をお掛けしちゃっていた時期で。

それと同時に、「あ、これでもう体張る芸はやらなくてもいいかな」なんて思う自分もいて。

その中でいただいたのが、『ACTION』への出演オファーでした。

当時、私はラジオの拡散力をよく分かっていなくて「ラジオなら何をしゃべっても、その場限りだろう」と思って(笑)

そこで普段自分が思っているけど、特に口にすることのなかった本音をそのまましゃべってみたんです。すると、想像以上の反響が来て。

例えば、私は今、女性向けのメディアでエッセーの連載を持たせていただいているのですが、あれも『ACTION』がきっかけ。 

たった1本のラジオ出演が、私のパブリックイメージも仕事の内容もガラッと変えたんです。

結局、キャリアってそういうものなんですよね。これから私はどうやっていくんだろうって不安の中にいるときは、なかなか出口が見えない。

だけど、あれこれ考えて考えて行き詰まったときに、ふと何も考えないで、誰かから差し伸べられた手をつかんで、引っぱられるがままについていくと案外うまくいくこともある。

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