大谷翔平、世界一になっても燃え尽きない凄い理由 WBC日本代表のヘッドコーチが語る実像
世界一のマインドをもっていて、世界一にふさわしい取り組みをしているから、結果的に世界一になれる。これはどんな分野でも共通だと思います。
私自身も野球では世界一になりました。次は80歳をひとつの尺度として、講師としての世界一をめざして、体力づくりも学びによるインプットもしています。
世界一は「戦う前から世界一」
侍ジャパンがWBCを制して以来、「どうしたら世界一になれるのか?」と、各方面で聞かれました。
世界一になりたければ、まず先に世界一の取り組みをするチームをつくるのです。
エベレストに登れるのはエベレストをめざした人だけです。エベレストに登るためにはいくらかかるのか? どんな装備が必要なのか? どんな人の協力を得る必要があるのか? どれくらいの体力が必要なのか?
今はまだ何者ではなくても、登ると決めた人だけがエベレストを登るために必要な準備ができて、登り切れるだけのトレーニング、マインド、お金、技術すべてをつくり上げていって、登頂した瞬間に「やっぱり登れたね」となるわけです。
だから、決断したとき、すでに勝利は決まっています。世界一は戦う前から、世界一なのです。
記事をマイページに保存
できます。
無料会員登録はこちら
ログインはこちら
印刷ページの表示はログインが必要です。
無料会員登録はこちら
ログインはこちら
無料会員登録はこちら
ログインはこちら