大人がハマる「新・月9」、吉田類の秘密 「酒場放浪記」はなぜ支持されるのか

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女性だけが集うSNSには、こんな書き込みが見られました。

「週の初めで、つい質素になりがちな夕ご飯でも、この番組を肴にビールが飲めます」
「月曜夜9時は自宅が酒場になります」
「お父さんが好きで、ついつい一緒に見ていたらハマった! この番組を見ながら、晩酌をするのが好き」

「吉田類の酒場放浪記」を見ていると、確かに自分がその場にいて飲んでいるような気分になります。手元のつまみは質素でも、画面の中の料理はおいしそう。15分番組の4段積みですから、紹介されるお店は4店。画面上に料理と酒が次々に出てきます。

再放送でも新鮮に見えるワケ

たとえば、5月11日の放送では、次のような酒と料理が!

どうでしょう。何とも豪華な気分になってきませんか。

筆者が感心したのは、再放送の編成の仕方。なぜ再放送なのに、新作のように見えるのだろうと思って調べてみたら

・住吉「大衆割烹 大野屋」(2012年5月、初放送)
・東武練馬「春日」(2013年5月、初放送)
・新小岩「おばこ」(2014年5月、初放送)

 

というように、再放送はすべて5月に初放送されたもの。このように季節を合わせれば、吉田類さんの服装も、町の雰囲気も、旬の食材も変わらないので、違和感なく見ることができます。

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