
時価総額の差がなぜ生まれる?
■テスラはイノベーション複合型「ビジネスモデル・イノベーション」の塊
2023年3月17日、本稿の執筆時点でのテスラの時価総額は9012億ドルで世界一。2位のトヨタが2370億ドルなので3.8倍。日経新聞2021年11月16日版によれば、トヨタの1台あたりの販売利益は平均25万円、一方でテスラは73万円だそうだ。
時価総額の差は、この稼ぐ力と成長期待によるところが大きい。
テスラは、マーケティング・イノベーション(プロダクト、コマーシャル、ビジネスモデル)に加えてプロセス・イノベーションとサプライチェーン・イノベーションが際立っていることがよくわかる。
それぞれに見ていこう。
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