「結果を出す」超一流は自信家でわがままだ ACミラン本田圭佑が、本番に強い理由
自分の「得意」をしっかりと把握し、絶対的な自信を持っているからこそ、プレッシャーのかかる場面でも心地よい緊張にしか感じずにプレーできるのでしょう。
「ワガママ」が自信のバロメーター
黄金期のミランの選手それぞれが、得意なプレーや形を持っていました。自分自身の「得意」のない選手は、自らをポジティブに考えることもできず、マイナス思考でプレッシャーに負けてしまいます。
どんな世界でもプレッシャーの中で力を発揮するためには自分の得意とするものを完成させることです。それに磨きをかけることが絶対の自信を築き上げ、さらなる向上へとつながっていきます。
あなたの「得意」はなんですか?
最後に、日本人が「得意」を見つけるためのヒントをお伝えしたいと思います。それは、日本人も外人のようにもっと「わがまま」でいいのではないかということです。
新しい部署で結果が出ないとしても、前の部署で結果が出ていたことにプライドを持てばいいし、今の上司とそりが合わないとしても、前の上司の下では活躍できたと自信を持って、異動を願い出るとか、転職をしても一向に構わないと思います。
「悪いのは自分ではなく周りや上司なのだ」と。
一流選手は、自分が試合に出してもらえなくても、自分が悪いなどとは思いません。自分を使いこなせない監督が悪いのだと思うのです。決してすべての選手がそうではありませんが、それくらい自分を信じています。
謙虚で周りに配慮できるような選手ではありませんが、そのくらいの方が、最後の勝負時には頼れる選手です。われわれ日本人が思うほどに「わがまま」を抑えることは必要ないのです。
自分が勝負できる。または勝負すべきと考えたときは、思い切って「わがまま」になってください。「わがまま」は悪とは、決して思わないでください。「わがまま」は、ある意味では、自信のバロメーターなのです。自信のない人は、何年経っても自信がないままで終わってしまいます。
「わがままで何が悪いの?」
くらいの気持ちと自信を持って生活してください。
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