「結果を出す」超一流は自信家でわがままだ ACミラン本田圭佑が、本番に強い理由

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なぜこんな違いが生まれるのでしょうか。

筆者はこれまでたくさんの選手と生活を共にしてきましたが、このような本番に強い選手には、いくつか共通点がありました。本番に強い選手の共通点は、「自分の力を心の底から信じていている」ということ。そして、「自分の持っている力をそのまま発揮すれば、結果は必ずついてくる」と信じて疑わないことです。

一流は自分の力に自信を持っています。筆者のような日本人的な感覚の人間は、「過信ではないか?」と思ってしまうくらいです。

試合で大切なこととは

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試合で大切なのは、自分の特技だけに意識を向けて、それを100%出すように心がけることです。それでも勝てなかったとすればそれはそれで仕方のないことだと、彼らはもう1人の自分を納得させているようです。

逆に、どんなに自信があってプレーしていた選手でも、PKに苦手意識を持っている選手はPK戦で外すことが多いようです。つまり、自信があるかどうかが、結果に影響を与えてしまうのです。

ここに、本番に強い人の秘密があります。

本番になると緊張して力を出せなくなる人は、まずは自分の特技を前面に出して、勝負することです。そして「持っている力を出せば絶対に勝てる」という自信を持つことです。

この自信というのは、「自分がどう思っているか」であり、「他人がどのように自分を見ているか」は、まったく関係ないことです。

ここまで自分の内面を持っていけば、外からのプレッシャーは、心地よい緊張に変わっていくはずです。

「自分たちが100%の力を出せれば、このチームは勝てる」

この言葉は経験や自信がもたらすものですが、ここには「120%の力を出す必要はない」という意味が隠されていることを理解しなければなりません。どういうことでしょうか?

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