アプリ使って「半年でマイホーム作る」驚きの方法 NFTを使った都内のシェアハウスの運用例も

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個人のライフスタイルに合ったオンリーワンの家づくりができる、ものづくりの楽しみを味わえる。ワクワク感のある未来の住まい方です。

(外部配信先では図表を全部ご覧になれない場合があります。その際は東洋経済オンライン内でお読みください)

NESTINGで住まいをつくっている様子(本書より引用)

2022年6月、新規事業創出のスタートアップスタジオ株式会社ガイアックスと、空き家活用のシェアハウスで若者のU・Iターンを創出する株式会社巻組が、日本初(※)となるDAO型シェアハウス「Roopt(ループト)神楽坂」をスタートしました。

※ガイアックスおよび巻組調べ。日本ブロックチェーン協会 理事およびISO/TC307 国内審議委員の峯荒夢より、当該取り組みの前例は確認していないとのこと。

入居者にNFTを販売し、運営ルールを作る

通常のシェアハウスの場合は、管理運営を行うのはオーナー(あるいは契約している管理会社)です。

ペット禁止、楽器演奏は禁止、など物件によってさまざまな取り決めがありますよね。住環境について入居者が提案するときはオーナーへ交渉する方法がありますが、入居者全体の意見を聞くことは難しいという課題がありました。

一方、DAO型シェアハウスは入居者などへNFT(トークン)を販売することでNFT保有者の組織(DAO)をつくり、運営ルールの決定をDAOが主体的に行うというしくみです。入居希望者はトークンを購入してDAOに参加します。

シェアハウスは、株式会社巻組が運営する物件をDAOが借り上げるという形式をとります。ちなみに現在の日本の法規制ではDAOが法人格などの人格を持つことが難しいため、株式会社巻組がDAOの一員として参加し、対外的な対応を行っています。

(本書より引用)
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