アプリ使って「半年でマイホーム作る」驚きの方法 NFTを使った都内のシェアハウスの運用例も

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写真はイメージです(写真: yosan / PIXTA)
インターネットに続く次世代インフラとして注目される「メタバース」。急激に変化し続けるこの新しい世界で、いったい何が起きているのか。私たちの暮らしやビジネスはどう変わっていくのか。新刊『メタバースで僕たちのコミュニケーションはこんなふうに変わる』の著者で、通信業界の最前線でコミュニケーションの変化を長年見続けてきた、Ridgelinezシニアアドバイザー・ブロックチェーンベンチャーCOOの佐藤浩之さんに「暮らしを変える」活用例について、お話を伺いました。

「アプリを使って誰でも家づくりができる」。そんな夢のような話が現実になりつつあります。

建築系スタートアップのVUILD株式会社がリリースしたデジタル家づくりプラットフォーム「NESTING(ネスティング)」は、デジタルテクノロジーを用いて個人が住まいを自ら設計し、竣工まで一貫してつくり出す体験ができるサービスです。

自分たちで家を設計するプラットフォーム

バーチャル空間の中で大まかな寸法を決めて外観、内装、間取りなどのイメージを作成し、理想の住まいの形を形にすることができます。

設計した家は費用の見積もりが表示され、予算に合わせて微調整することもできます。

イメージをもとにプロの設計士と話し合いながら形にしていき、最終的な設計データをもとに、3D木材加工機を使って家の部品を加工。組み立ては居住地域の工務店が行い、約半年で竣工が可能です。

このプラットフォームでは、設計と製造のデジタル化でコストを抑え、かつスピーディに注文住宅が建てられます。今までの住宅業界の常識を覆すほどの大きなチャレンジです。

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