マイナ保険証トラブル、河野大臣「AIで防止」も 別人の情報が紐付けられる「誤登録」を検知
本人名義でない口座だと公金が受け取れない恐れも
以下、番組での主なやりとり。
松山俊行キャスター(フジテレビ政治部長・解説委員):(マイナンバーにひもづく)公金受取口座について、本人名義であるべきところ、家族名義になっているケースが多数あるとの指摘がある。給付金が本人ではなく、別の家族に振り込まれることになるのか。
河野太郎デジタル相:自治体は本人の名前と口座の名義を照合して給付金を振り込む。子どもや夫婦など1人の口座に何人かをひもづけているケースがどうもありそうだと。名義が違うと自治体から(給付金が)振り込まれないことになる。マイナポータルから普通の手順で(公金受取口座を)登録すると、そういうことは起きない。かなり特殊な手順で手続きしないと、口座には子どもや夫婦であっても、本人以外をひもづけることはできないが、特殊な手順でやろうと思ったらできてしまう。給付が行われるときに口座名義と本人の名前が違うと振り込まれない。せっかくの公金受取口座のメリットを生かすことができなくなる。家族内で口座をまとめた人は、本人名義の口座につけ直してもらったほうがいい。