門脇麦さん「重い役が多い」彼女のポジティブ思考 役柄との向き合い方や、今後のキャリアも聞く

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――いつまでも純粋でまっすぐな心を持っていらっしゃるのですね(笑)。

そうありたいです(笑)。でも、なにごとも上手になるのは実は怖いことなんです。

――女優歴は11年を超えました。この先のキャリアをどう考えていますか?

30年後に自分はどこにいるんだろう?どんな仕事をしているのかな?っていう感じです(笑)。

日本映画界の未来に望むこと

――海外進出も考えていますか?

ハリウッド進出を目指す俳優さんもいますけど、私はアジアの監督と仕事をしてみたいです。ハリウッドは日本と文化が大きく異なりますが、アジアなら文化的に近いので、お互いに親近感も湧くし、表情や目だけで通じるものもあると思います。

韓国や台湾にもいい監督がたくさんいますから、日本のプロデューサーが彼らを日本へ呼んで、合作をどんどん作ってほしい。俳優や監督が海外に出て作品に参加するのもひとつですけど、自国やアジアの作品のクオリティを上げていくことも、日本文化の世界進出につながると思います。

配信プラットフォームでグローバルに作品を出せる時代ですから、国に関係なく、もっと自由でフラットに作品が作れるようになるといい。自分がどうなりたいかではなくて、私が日本映画界の未来に望むことですが(笑)。

――近い未来に韓国のドラマや台湾の映画に門脇さんが出演しているかもしれない?

そうなればいいですよね。でも私はいまのままでも大丈夫です。言葉を習得するのが大変そうだから(笑)。3年くらい休んでどこかに行きたいとは思っていますけど。

――どこかに行って別の仕事をしている未来もありますか?

全然あると思います。お酒が好きなので、料理がおいしい居酒屋とかをやってみたいです。でも、経営はお店がつぶれたら大変そうなので、アルバイトでいいです(笑)。

武井 保之 ライター

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たけい・やすゆき / Takei Yasuyuki

日本およびハリウッドの映画シーン、動画配信サービスの動向など映像メディアとコンテンツのトレンドを主に執筆。エンタテインメントビジネスのほか、映画、テレビドラマ、バラエティ、お笑い、音楽などに関するスタッフ、演者への取材・執筆も行う。韓国ドラマ・映画・K-POPなど韓国コンテンツにも注目している。音楽ビジネス週刊誌、芸能ニュースWEBメディア、米映画専門紙日本版WEBメディア、通信ネットワーク系専門誌などの編集者を経て、フリーランスとして活動中。

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