冷凍餃子の市場拡大で大手2社以外でも、冷凍餃子の開発に力を入れているところがあります。
筆者が今、注目している冷凍餃子の1つめは「bibigo 王(ワン)マンドゥ」(CJ FOODS JAPAN)シリーズです。今、売り上げを伸ばしていて、餃子1個当たりが大ぶりで、食べごたえが抜群。野菜や春雨がたっぷり入っているのでヘルシーで、牛肉のダシがよいコクを出しています。
大豆ミートでできた冷凍餃子も登場
2つめは、野菜と大豆ミートからつくるプラントベース冷凍餃子の「東京ヴィーガン餃子」(REPUBL19)です。肉だけではなく動物性の調味料や出汁も使用していませんが、野菜のうま味と甘味に、隠し味のみその深い味わいが加わっておいしいです。
冷凍餃子というと、フライパンで焼いて食べるというのが一般的ですが、電子レンジでチンするだけで食べられる、より手軽なものも商品化されています。
電子レンジ対応の冷凍餃子は非常にニーズの高い商品ですが、やはり焼いた餃子に比べると皮のパリッと感が落ちてしまうので、クオリティーはいま一歩。これは永遠の課題といえそうです。
これだけ普及している冷凍餃子ですが、メーカーの長年の知見と経験を活かし、いまも進化し続けています。その奥深さを知りながら、ぜひ自分好みの商品や食べ方を見つけて、堪能してみてください。
(構成・牧野めぐみ)
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