味の素と大阪王将「冷凍餃子2トップ」を徹底解説 人気上昇中は「王マンドゥ」、大豆ミート餃子も

✎ 1 ✎ 2 ✎ 3 ✎ 4 ✎ 最新
著者フォロー
ブックマーク

記事をマイページに保存
できます。
無料会員登録はこちら
はこちら

印刷ページの表示はログインが必要です。

無料会員登録はこちら

はこちら

縮小

冷凍餃子の市場拡大で大手2社以外でも、冷凍餃子の開発に力を入れているところがあります。

筆者が今、注目している冷凍餃子の1つめは「bibigo 王(ワン)マンドゥ」(CJ FOODS JAPAN)シリーズです。今、売り上げを伸ばしていて、餃子1個当たりが大ぶりで、食べごたえが抜群。野菜や春雨がたっぷり入っているのでヘルシーで、牛肉のダシがよいコクを出しています。

bibigoの王(ワン)マンドゥ(写真:編集部撮影)

大豆ミートでできた冷凍餃子も登場

2つめは、野菜と大豆ミートからつくるプラントベース冷凍餃子の「東京ヴィーガン餃子」(REPUBL19)です。肉だけではなく動物性の調味料や出汁も使用していませんが、野菜のうま味と甘味に、隠し味のみその深い味わいが加わっておいしいです。

冷凍餃子というと、フライパンで焼いて食べるというのが一般的ですが、電子レンジでチンするだけで食べられる、より手軽なものも商品化されています。

電子レンジ対応の冷凍餃子は非常にニーズの高い商品ですが、やはり焼いた餃子に比べると皮のパリッと感が落ちてしまうので、クオリティーはいま一歩。これは永遠の課題といえそうです。

これだけ普及している冷凍餃子ですが、メーカーの長年の知見と経験を活かし、いまも進化し続けています。その奥深さを知りながら、ぜひ自分好みの商品や食べ方を見つけて、堪能してみてください。

(構成・牧野めぐみ)

この記事の画像を見る(8枚)
西川 剛史 冷凍生活アドバイザー

著者をフォローすると、最新記事をメールでお知らせします。右上のボタンからフォローください。

にしかわ たかし / Takashi Nishikawa

ベフロティ株式会社代表取締役。高校生のころから冷凍食品に興味を持ち、冷凍食品会社に就職。冷凍食品の商品開発などの経験を生かし、現在は冷凍専門家として活動。冷凍王子としてテレビ番組「マツコの知らない世界」「ヒルナンデス!」など、その他テレビ、雑誌などに多数出演。
年間約1000品の冷凍食品を試食し、累計1万品以上の冷凍食品を実食した経験と商品開発の経験から、冷凍食品開発コンサルタントとしても活動。
著書は「いますぐ食べたい!冷凍食品の本」(自由国民社)、「冷凍王子の冷凍大全」(サンマーク出版)。Youtube「冷凍チャンネル」を開設。
さらに冷凍の資格講座として「冷凍生活アドバイザー養成講座」を開講。

この著者の記事一覧はこちら
ブックマーク

記事をマイページに保存
できます。
無料会員登録はこちら
はこちら

印刷ページの表示はログインが必要です。

無料会員登録はこちら

はこちら

関連記事
トピックボードAD
ビジネスの人気記事