「子どもに距離を置かれる親」には共通点がある 「指示・命令」「べき論」あと1つは…?
人は期待されると、その期待に応えようとする傾向がある。これを「ピグマリオン効果」と言います。このピグマリオン効果によると、「きっとやれるようになる」と信じて見守ることが大事だということがわかります。
スポーツの場面でも指導者が、指示・命令ばかりしていたら、選手たちは主体性が失われて、言われたことをやろうとするだけの選手になってしまいます。
しかし、指導者が選手たちを信じて見守る姿勢を見せた時、選手たちは主体的に動ける選手になっていきます。その結果、奇跡の大逆転劇が起きたり、数十年ぶりに優勝できたりするチームが生まれてきました。
ただし、ただ見守るだけではなくて、少しでも変化があれば、すかさず全力でほめる。何か相談があったら全力で応えてあげる。
「親」という字を分解すると、「木の上に立って見ている」という字になっています。だから、ちゃんと見ていることが重要ですね。
見守ることに関連して、親があれこれ手を貸し過ぎるという問題もあります。良かれと思って、手を貸す、やってあげる、ということになると思うのですが、それをやると、結局親が助けてくれると思い、子どもが苦難を乗り越えて成長する機会を奪ってしまう可能性があります。
そして、失敗や苦難に対する免疫力がなくなり、すぐに折れてしまうような子になってしまいます。
これも「必ず立ち直ることができる」と信じて見守る姿勢を持ってみましょう。私も親として、これの連続でした。
子どもは周りの人の影響を強く受ける
以上シンプルではありますが、「超メンタルコーチングBOOK」より厳選してご紹介させていただきました。
子どもは周りの人の影響を強く受けます。
親や指導者のサポート次第で、良い方向にも悪い方向にもいってしまいます。
「すごい才能があったのに、あの指導者によってつぶされた……」「悪い子じゃなかったのに、親の影響でグレてしまった……」よく聞く話ではないでしょうか。
親や指導者が子どもをよく見て、その場面によって適切な言葉がけをしなければいけません。子どもと向き合い、変化に気づいてあげてください。
そのために、ベストな言葉がけ、ベストなコーチング法を身につけていきましょう。
子どもとあなた自身がともに成長していき、望む結果を得られることを心よりご祈念いたします。
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