
ストレスがあることを前提に

前回は災害などを想定したレジリエンスの話をしましたが、「人のこころ」を扱う心理学の分野でも「レジリエンス」という概念が注目されています。
トラウマ体験やストレス状況など、同じネガティブなできごとに直面したとき、それで心がぽっきり折れてしまう人もいれば、しばらく落ち込んでいたとしても、そのあと立ち直って、場合によっては、前よりもたくましく強くなる人もいますよね?
ストレス状況は同じだとしても、人によって反応やその後が違うとしたら、その違いを生み出すものは何なのでしょう? この違いを生み出す「何かあっても立ち直れる力」が、人のこころの「レジリエンス」なのです。
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