40代シングルマザーが「高収入男性」射止めた経緯 思春期の娘たちはなぜ彼を受け入れたのか

✎ 1〜 ✎ 48 ✎ 49 ✎ 50 ✎ 最新
著者フォロー
ブックマーク

記事をマイページに保存
できます。
無料会員登録はこちら
はこちら

印刷ページの表示はログインが必要です。

無料会員登録はこちら

はこちら

縮小

耕一さんは、プロフィール写真がとても目立っていました。30代のように若々しくて精悍でかっこいい。髪はロングでパーマがかかっていて、スーツもピシッと決まっている。

こうしたタイプは、これまでのなつみさんは「自分の手には届かない人」と思って、お見合いの申し込みさえせず諦めていたんです。でももう最後、記念受験のつもりで、第一印象の好みで選んでお見合いを申し込んでみました。

3週間、毎晩3時間電話をし続けて…

耕一さんはバツイチ。子どももいますが元妻が連れていってしまいました。職業は農業。自営農家ですから収入もよく、高級車に乗るなど金銭感覚は少々派手め。

会社員の女性とお見合いすると、「価値観が違う」と言われることが多かったのですが、なつみさんは経営者なので「価値観が合う」「自分の仕事を理解してくれる」と感じ、お見合いでは互いに好印象を抱きました。

次は初デート……と進むところですが、ちょうどネギの収穫時期と重なってしまい、3週間会えませんでした。その間、2人は毎晩22時〜25時まで3時間も電話をしたそうです。

会話が楽しく話題が尽きない。互いに心を開いて、育った環境から働き方、結婚後の生活のイメージなどたくさん話しました。会えない3週間で、すっかり2人の関係はできあがっていきました。

次ページ天涯孤独だった耕一さん
関連記事
トピックボードAD
ライフの人気記事