余裕のあるときに「ありがとう」で返していければ
誰かに助けを申し出てもらった場合、「すいません」より「ありがとう」の言葉で答えるほうが、社会に「やさしさの連鎖」を生む。それはマンガに書いたとおりですが、実際には「すいません」という言葉がクセになってしまっている、という人も多いのではないでしょうか?
以前、スーパーのエレベーターに息子と乗っていたとき、そこにベビーカーに赤ちゃんを乗せたママがいました。そのお子さんが軽くぐずっていたら「うるさくてすいません」とそのママは私にペコペコと謝ってきました。その様子から、普段から周りに迷惑をかけないように気にして、時には怒られたりしつつ、ずっと低姿勢で育児をしている彼女の生活を想像してしまいました。
それで私は「スーパーのエレベーターだし、子連れしかいないし、なんの問題もないですよ~。子どもは泣くものですし」と彼女に伝えました。なるべくさらっとしたトーンで言ったつもりです。だって本当に、なんにも迷惑をかけられてないし、謝るママの姿に、同じママとして、せつない気持ちになったからです。
なので、余裕のないときに「すいません」とつい口から出てしまうのは全然いいと思うのです。心の余裕のあるときだけ「ありがとう」で返していければ、少しずつ「やさしさの連鎖」が広がることもある、それくらいの話として読んでいただけるとうれしいです。
というわけで、今回のつかれないヒントは……
↓
周りへの気遣い、いつもおつかれさまです!(涙)
でも、子どもが泣くのは全然悪いことじゃない。
泣き止ませる努力をしても泣き止まないことはある。
理解してくれたり助けてくれる人もたくさんいる。
あまり罪悪感は持ちすぎず、
助けを申し出てくれた人には「ありがとう」の言葉で返していこう。
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