受験が終わった後も世界史の教科書を見ている
いかがでしょうか。この定義でいくと、東大生って、「勉強」はしていないんですよね。「勉強を純粋に楽しんでいる」んです。
先ほどのAさんとBさんの話に戻りましょう。AさんもBさんも、どちらも逆転合格を目指していて、実力も同じくらいでした。2人とも最初はまだまだの実力だったのですが、本人たちの努力に加えて、われわれもサポートし、直前期に成績が一気に伸びました。
でも、確かに合格したBさんの伸びのほうが、ちょっと大きかったんですよね。これはいったい、なぜだったのか。Aさんはこう分析していました。
Aさん:Bさんは、純粋に学ぶことが好きなんですよ
西岡:学ぶことが好き?
Aさん:だってBさんって、受験終わった後も世界史の教科書をずっと見てるんですよ。「世界史の面白さに目覚めたから、毎日読んでないと気がすまない!」って。自分は全然そういうふうに思えないので、ああ、ここで差がついてるんだろうなって。
実はこれ、実際に東大に合格した人の特徴なんです。
トピックボードAD
有料会員限定記事
キャリア・教育の人気記事
無料会員登録はこちら
ログインはこちら