東大受験生が実感「合格、不合格」分ける学習観の差 東大合格者は勉強していない?共通する特徴

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(漫画:©︎三田紀房/コルク)

受験が終わった後も世界史の教科書を見ている

いかがでしょうか。この定義でいくと、東大生って、「勉強」はしていないんですよね。「勉強を純粋に楽しんでいる」んです。

先ほどのAさんとBさんの話に戻りましょう。AさんもBさんも、どちらも逆転合格を目指していて、実力も同じくらいでした。2人とも最初はまだまだの実力だったのですが、本人たちの努力に加えて、われわれもサポートし、直前期に成績が一気に伸びました。

でも、確かに合格したBさんの伸びのほうが、ちょっと大きかったんですよね。これはいったい、なぜだったのか。Aさんはこう分析していました。

Aさん:Bさんは、純粋に学ぶことが好きなんですよ
西岡:学ぶことが好き?
Aさん:だってBさんって、受験終わった後も世界史の教科書をずっと見てるんですよ。「世界史の面白さに目覚めたから、毎日読んでないと気がすまない!」って。自分は全然そういうふうに思えないので、ああ、ここで差がついてるんだろうなって。

実はこれ、実際に東大に合格した人の特徴なんです。

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