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「レヴォーグ」アクティブダンパーe-Tuneの醍醐味 電子制御ダンパーのアップデートによる違い

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e-Tuneは、簡単に標準設定に戻せることも大きな特徴だ(写真:SUBARU)

e-Tuneへのアップデートは、施工後にまたもとの設定(標準車)に戻すことも、再びe-Tune化することも工賃のみで可能だという。ソフトウェアならではの柔軟性だ。

じつは、こうしたソフトウェアのアップデートは、国土交通省で示された法規に則り行われている。今回のe-Tuneは、この法規が施行される前であり対象車でないというが、SUBARUでは法規を見越した安全性を担保しているという。

また大々的な紹介はないが、マツダも2021年9月2日から「マツダ3」や「CX-30」のディーゼルエンジンを対象にエンジン性能を大きく向上させる有償サービス(税込4万6200円+工賃)を実施している。

手軽にアップデートできるSDVについて

デジタル化によって、簡単にデータを書き換えるだけでセッティング変更できるので、よりユーザーニーズに応えられることがSDVの特徴(写真:SUBARU)

こうしたアップデート可能な車両は「SDV/Software Defined Vehicle」の一種に含まれる。SDVとは、ソフトウェアによるアップデートを前提に設計された車両のこと。おおよそ2018年以降に世界で販売されているミドルクラス以上の車両は、程度の差はあれSDVだ。

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「同じ電子制御ダンパー機構を搭載する「WRX S4」への展開含め、お客さまの期待に応えられるよう検討する」(SUBARU広報部)とあるように、部品の交換を伴わない有償のソフトウェア・アップデートは原価率が低い(利益率が高い)ことから、この先は国内外のメーカーが積極的に行うだろう。

部品交換をせずとも、まるで交換したと同じような効果が体感として得られるソフトウェア・アップデート。無駄なく新たな価値が得られることから、これも立派なSDGsだ。

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